社本裕孝 企業診断

 
 
 
 
テイケイはブラックでやばい右翼団体?警備員の評判から実態調査
 
 
 
テイケイ株式会社は、ブラックや右翼団体などのやばい噂がある会社ですが、実際に働く警備員からの口コミでは制度や待遇が評判となっている大手警備会社です。東京都新宿区を拠点とし、警備業・請負業・人材派遣の3領域で事業展開をしています。

都内を中心とした首都圏の各所で「テイケイ」のロゴ入り制服を着た頼もしい警備員の姿を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

テイケイは創業50年以上の歴史を持ちますが、警備業に対する世間のイメージから、しばしば「ブラック企業」や「右翼団体とつながりがある」などというやばい噂が流れることがあります。

テイケイは本当にブラック企業なのでしょうか?その実態をつかむために、テイケイの警備業務、評判口コミ、警備員の向き不向き、ブラック企業の定義などについて調査しました。
テイケイはブラック企業
テイケイ株式会社は、警備業・請負業・人材派遣を手掛ける企業で、1978年7月に創業しました。警備員の派遣事業を主力とし、全国64拠点に支社を置いています。

官公庁や民間企業をメインに法人向けサービスを展開しており、連結総売上で900億円を超えるほどの大手企業です。
警備業以外にも、防犯カメラや折警という交通誘導機材の提供を行っており、時代の変化に合わせた新しい取り組みにも果敢にチャレンジしています。

低賃金で過酷な労働環境というイメージを抱かれがちな「警備業」という業種のため、テイケイも「ブラック企業」であるかのような目を向けられてしまうことがありますが、ライフワークバランスを意識した自由な働き方を選べるほか、受験費用だけでなく試験時間の給与も補償してくれる資格取得支援制度、カイロや塩飴の無料支給、制服装備品一式のクリーニング代無償など、同業他社では見られない「ホワイト」な面がたくさんあります。

また、テイケイは警備業界では高水準の給与体系を持ち、非常にやりがいのある職場だと口コミなどで評判です。
企業理念
テイケイの企業理念は「警備業務を通じて日本社会の安全と安心に貢献します」です。

テイケイではこの企業理念に則り「厳しく、優しく、やさしく、きびしい」教育を受けた警備員による警備で、広く日本社会へ安全・安心を提供しています。

「何事もない明日を作る」をモットーに、業界随一の研修体制であらゆる要望に応えることができるよう、組織運営を行っているとのことです。
テイケイの警備業
テイケイの主力は警備業です。テイケイの警備業には「施設警備」「交通誘導警備」「道路規制」「海上警備」「列車見張員」「身辺警護」「現金輸送」などがあります。
それぞれについて解説します。
施設警備
交通誘導警備
テイケイが施設警備をする警備契約数は256件で、総員2,713人の警備員が従事し、施設内の各業務部門と情報共有して連携を取りながら質の高いサービスを提供しています。

また、テイケイでは「安全」かつ「安心」なサービスを顧客へ提供するべく、SEQSENE株式会社と協業したスマートセキュリティに取り組んでいるとのことです。

スマートセキュリティでは「警備員」というマンパワーと「自立多動警備ロボット」を組み合わせた「みらいの警備体制」を提供しています。
交通誘導警備は、建築現場の搬入誘導や、土木現場での昼夜を問わない片側交互交通、生活インフラ関連の工事など、様々な業務があります。

テイケイでは、高速道路や検定配置路線に配置可能な有資格者が2,500人在籍し、どのような路線でも対応できるような体制を整えています。

さらに「班長制度」を設けており、実力のある班長が現場をまとめています。
道路規制
海上警備
道路規制は、一般道路、高速道路を始め、私道の現場まで、どんな道路でも「豊富な実績・動員力・機動力」で対応しています。

一般道路規制では、62支社10,000人以上の隊員の中から選りすぐりの精鋭が全国どこへでも遠征し、規制資機材の手配からカラーコーンなどの規制帯設置、工事中の誘導、終了後の撤去まで一貫して請け負っています。
高速道路規制では、高速道路の危険性や特性を十分理解している、一般道路規制の経験者からさらに選抜された精鋭が派遣されます。高速道路の現場では、細心の注意を払って安全第一に規制帯を設置、撤去します。

また、道路規制の精鋭を育成すべく、テイケイ独自の「ドライバー認定制度」や「設置員学習会」などの研修を設けているのことです。
海上警備は、空港や港湾施設の重要な周辺海域に警備艇を配置し、人的監視・施設巡回・赤外線カメラ等の監視機器を活用したテロ対策警備を実施します。

警備艇の艇長、船員は全てテイケイの警備員で構築されており、国籍不明船への警戒・早期発見・即応体制で、海の安全を守っています。

テイケイでは、警備艇の高度操船技術取得のために、単独・無寄港・無補給の世界一過酷なヨットレースVand’eeGlobe(ヴァンデ・グローブ)2020で、アジア人初完走を果たした海洋冒険家の白石康次郎さん直伝の指導を受けさせ、強固な海上警備チームを編成しています。
列車見張員
身辺警護
列車見張員は、鉄道工事関係者が安全に工事を行えるように、列車の接近を知らせて命を守り、列車の正常な運行を確保する業務です。

鉄道事業者が指定する資格を要する特殊な業務で、テイケイでは100人を超える有資格者が在籍しています。

鉄道の安全輸送のために線路の工事は必要不可欠ですが、それを守る列車見張員の仕事は、社会貢献度が非常に高い業務となっています。
身辺警護は、要人、公人、私人を問わず、警護対象者の身辺を警戒し、生命・身体及び財産を守る業務です。

もしもの時は一瞬の判断が命取りとなるため、その判断を見誤ることのないよう、実際に使用する警護車を用いて、リアルな訓練を実施しています。

実際の警護では、警護対象者のスケジュールに合わせ、豊富な警護経験と知識を持つ隊員が、高度な訓練に裏打ちされた確かな技術で任務を遂行します。
テイケイの身辺警護に配置される隊員は特殊な訓練を受け、厳正に選抜された文武両道の精鋭ぞろいとのことです。
現金輸送
 
テイケイの現金輸送は、警護輸送のエキスパートが、雨の日も風の日も365日休みなく輸送可能な体制を整えています。

運ぶのは顧客の現金だけでなく、売上金の回収、両替金の配金、貴重品などの運搬も請け負っています。

また、輸送業だけでなく、企業の人手不足に対応するためのビジネスサポートとして、書類や郵送物の配送、社内書類や郵便物の仕分けなどの業務、その他受付や病院・学校の当直など、幅広いサポートを行っています。

なぜテイケイは右翼団体やブラックといわれるのか?
テイケイの業務内容や福利厚生、キャリアアップの支援制度を見る限り、いわゆる「右翼団体」とも「ブラック」とも感じられません。

なぜテイケイは右翼団体やブラックと言われてしまうのでしょうか?
さらに詳しく調査してみました。
厳しい社内規律
警備業法施行規則第38条第1項によると、新人が警備員になるためには20時間以上、現職者の場合は年度毎に10時間以上の研修が必要です。

テイケイは警備会社の中でも「研修が厳しい」ことで知られており、号令をかけて気を付けや敬礼などが厳しく指導されます。

その厳しさが、まるで右翼のようだと噂されることがありますが、警備員はあらゆる安全を守る仕事であり、創業当初の「国を守る」という意識も根付いているため、警察官の号令に近い感覚とのことです。また、社内規律も厳しく、髪の色や長さも決められています。
警備の仕事がきつい
テイケイの主な業務は警備業です。派遣された現場にただ立っているだけでなく「現場を守る」ことが仕事です。

人命を守るなどの使命感がなく、警備の仕事が楽な仕事だと思って業界に入った人は、警備の仕事がきついと感じて辞めてしまう人がいます。

そのような人にとっては「テイケイの警備の仕事はきつくてブラックだ」という印象を持ってしまうかもしれません。
テイケイはブラックなやばい会社ではなかった!
テイケイについて調べれば調べるほど「やばい会社などではない」ことはお分かりいただけたかと思います。

ここでさらに、テイケイの「週3勤務/週4休み」という自由度の高い働き方や、キャリアアップのチャンス、高水準の賃金、資格取得支援などについて見てまいりましょう。
自由な働き方でキャリアアップも可能

社本裕孝